ソフトバンク <9984> の関連会社である中国電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングスが上場後初となる決算を発表した。『Bloomberg』が報じている。

4日の発表によると、第2四半期の調整後利益は1株あたり2.79元(約52円)で、アナリストの予想額を上回る結果となった。売上高は54%増の168億元で、こちらもアナリストたちが予想した平均予想額を上回っている。

この日の発表によると、中国の小売市場全体における売上の約29%は携帯端末経由となっているという。 ジャック・マ会長は10月、米アップルと連携して携帯端末を使った支払サービスを導入する考えがあることを明らかにしていたが、その発言の理由を裏付ける数字となっている。

なお、4日、ソフトバンクは2014年9月19日のアリババ上場に係る持分変動利益を5631億円計上したと発表していた。

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