この記事は2023年8月28日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年8月28日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週25日(金)の米ドル/円は終日買われた。特にパウエルFRB議長の講演中にアップダウンがあった。60分足チャートを見ると25日(金)の午後11時の足で145.71円付近の安値を付け、同じ足で146.63円の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は92pipsと、まずますな値幅だった。
タイムサイクル的には依然として8/17~8/29の天井圏に向かっているが、明日29日(火)にもいったんの天井が来て、8/29~9/8の底値圏に向かって反落し始めるだろう。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了し、上昇b波も終了したようだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
テクニカル的には、60分足チャートをみるとまず146.20円付近にサポートラインがあり、その近くにいったん抜いた下降トレンドラインがある。そのためこれを切ってくると調整に向かいそうだ。ただし下がったところは買われているので、145円付近ではまたサポートされて上昇するかと思っている。
明日29日(火)からの底値圏に向かうところからの短期時間足反転で、次の天井圏に向けてのロングポジションを取れればいいと考えている。
▽米ドル/円60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。