本記事は、小林 大地氏の著書『あなたの仕事・人生を好転させる「ファン」の作り方』(あさ出版)から一部を抜粋・編集しています。

Auto mechanic working on car broken engine in mechanics service or garage
(画像=ttonaorh / stock.adobe.com)

尖りを出す

とがりを出す」というと、逆張りをしたり、奇をてらうといった、世間に対して突っ張っているようなイメージを持たれるかもしれません。しかし、〝尖り〟とはそうした意味ではなく、自分が信じた道を突き進むといった意味合いが強いです。

周りからすれば、そんな姿は一見すると変に映るかもしれません。

しかし、変でいいのです。世の中で成功者と言われる人たちは、皆、そのように言われてきました。

自分の信じた道を突き進むからこそ、その分野で圧倒的な個性や信用が育まれるものなのです。

ちなみに、〝尖りを出す〟というのは、自分の考えの押しつけではなく、傲慢とも全く違います。

傲慢とは、自分自身を過大評価して、他人を見下すような態度や行動をとることを指しますが、〝尖りを出す〟ということは、自分の意見を押しつけることなく、周りから見て、あなたの信念が感じられる、または「○○といえばあなただ!」と言われるほど、その分野や考え方に関してあなたの存在が際立っていることを指します。

僕の例で言うと、保証制度を開始した頃に、「プジョー専門店」として展開していったことでお客様が一気に増えました。

しかしその反動で、クレーマーのようなお客様が増えたこともありました。

その際に、企業として、
「うちのルールを守れないお客様は、他の大切なお客様のご迷惑になるので、お取り引きをお断りします」
といった姿勢を明確に打ち出したのです。

その企業姿勢がお客様に伝わったことで、
「あのお店は理不尽なことには折れない」
「お客様を大切にしている」
という尖りが出たんですね。

そうした考え方や姿勢を貫くことが、先程の一貫性と同様、非常に大切です。

あなたが貫くほど、あなたの〝尖り〟に磨きがかかります。

POINT:
尖らなければ刺さらない
刺さる人にだけ刺さればいい

妥協しない

たくさんの人と関わる中で、いろいろと妥協することがあるかもしれません。

他者との話し合いなどで、自分が歩み寄ることが必要なこともあります。

しかし、ここでいう〝妥協しない〟というのは、自分が信用されて依頼された仕事、頼まれごとに関してです。

例えば、あなたが信用している車屋さんに、大切な愛車の整備を依頼したとしましょう。

いつもは納車の時に洗車までして徹底的に仕上げてくれるのに、忙しいからとドロドロの状態で戻されたとしたら、どうでしょう?

あなたが車を預けた際に、
「忙しいだろうから、洗車までしなくていいですよ」
と伝えていたとしても、自分を大切な顧客としてではなく、少し適当に扱われた気になり、何だか整備まで手を抜かれたような印象をもたないでしょうか?

人間、一度でも手を抜くと、信用を失ってしまうものです。

自分が頼まれたことについて、周りが何と言おうと、クオリティーや信用の維持に関して妥協してはいけないのです。

POINT:
クオリティーが下がる妥協はしてはいけない
信用は、一度でも失うと二度と戻らない

「習慣化」できる人だけがうまくいく。
小林 大地(こばやし・だいち)
株式会社アースライト代表取締役 1983年、和歌山に生まれる。2005年~2006年、河内長野市社会福祉協議会にて、サービス提供責任者兼ヘルパーとして従事。
2006年~2008年、中古車のオークション会場で査定士として従事。2007年~2008年、上記に加え、スポーツカー専門の中古車販売店に営業職として従事。
2008年~2009年、販売車輛を在庫として展示していない中古車販売店にて営業職として従事。2009年3月、中古車販売店「フロンティア・コバヤシ」を創業。
2011年1月、株式会社アースライト設立。2019年4月、「mimi保育園」開園。元フロンティア・コバヤシの女性スタッフが園長に就任。
2020年9月、キックボクシング&パーソナルジム「my place GYM GROW」をOPEN。2022年1月、パーソナルジム事業も軌道に乗りトレーナーにジム運営権を譲渡。
2023年4月、全国で初となる輸入車の車検専門店「輸入車車検専門店Conti」を開業。


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