大手損保3グループは19日、2014年度第2四半期決算を発表した。
各社の4〜9月期の純利益は東京海上ホールディングスが前年同期比56%増の1429億円、MS&ADホールディングスが同0.1%増の1097億円、損保ジャパン日本興亜ホールディングスは同47%減の154億円となった。3社合計の連結純利益は前年同期比17%増の2680億円。
東京海上とMS&ADはいずれも中間期としては過去最高益。損保ジャパン日本興亜は9月に傘下損保の2社が合併して、その際にかかった関連費用を計上したことで前年同期比減となっている。
また、3社ともに今期の純利益予想を上方修正。東京海上は従来の2300億円から2700億円に、MS&ADは同1000億円から1200億円に、損保ジャパン日本興亜は同330億円から450億円とした。達成すれば、いずれも過去最高益となる。
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