この記事は2023年10月18日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Blue Planet Studio/stock.adobe.com)

2023年10月18日(水)の午前10時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

マーケットの注目は、パレスチナ・イスラエル戦争の行方。本日18日(水)9時頃の時点でも、「バイデン大統領のヨルダン訪問が延期された」との報道で、金融市場は神経質に推移している。

ここでパレスチナ・イスラエル戦争が勃発して以来の主要通貨の動向をチェックしてみたい。添付したのが、パレスチナ・イスラエル戦争勃発後の主要通貨の対米ドルの騰落率。

米ドルに対して値を上げたのが、スイスフランのみ(スウェーデンクローナとカナダドルもわずかに上昇しているが)。その他の通貨は軒並みドル高に。特に大きく値を下げているのが、NZDドルと豪ドルといった資源国通貨だ。マーケットに大きな負荷がかかると、やはり避難通貨のスイスフランは圧倒的に強い。

ただこうした中、日本円はじり高となり、本日18日(水)9時頃の時点で149.70円と節目の150.00円ブレイク目前。介入懸念は残るが、これだけの低ボラティリティだと日銀の介入は難しい状況に。結果、今年本コラムでずっと注目しているスイスフラン/円も続伸しており、年初来高値の166.59円ブレイク目前。

<主要通貨の対米ドルの騰落率>(出所:ブルームバーグ)

主要通貨の対米ドルの騰落率
(画像=羊飼いのFXブログ)

現在の為替相場の戦略やスタンス

パレスチナ・イスラエル戦争の行方が混沌とする中、最強通貨スイスフランに資金が集中。

スイスフラン/円は170円へ。戦略としては米ドル/円、スイスフラン/の押し目買いスタンス継続で臨みたい。

▽スイスフラン/円 日足チャート

231018nishiharaS
(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。