総括
FX「円高と弱いGDPで売られる。今週はCPI」南アランド見通し
「通貨11位、株価17位」
「予想レンジ 南アランド円7.4-7.9」
(ポイント)
*12月は円に抜かれ12通貨中11位へと後退
*3つの要因(財政、金利据え置き、停電)で弱かった11月の南アランド
*3Q・GDP、消費者信頼感指数は弱い
*製造業PMI改善、経常赤字縮小
*南ア産出の資源価格は安い
*今週は11月消費者物価
*トレーダーは2024年3月の利下げを予想
*資金の海外流出が進む
*中国と南アの関係は強化されている
*今年は月間最強が4回、最弱が5回とボラタイル
*S&P格付け据え置き
*AGOA結論は
*選挙前で財政支出増加したいが、財政赤字も大きい
*グレイリストには2025年まで残る
*人口は増加、白人は減少
*2024年の選挙では初の連立政権か
(円に抜かれ12通貨中11位へと後退)
再び、年初来で円に抜かれ12通貨中11位へと後退した。株価指数も弱く先週は2.53%安で14位から17位へ後退した。円高と弱いGDPが影響した。
(弱かった3Q・GDP)
3QGDP成長率が予想を上回る落ち込みとなった。前期比0.2%減少、前年比0.7%減少。農業、鉱業、建設業で生産が減少した。予想は、前期比0.1%減、前年同期比0.2%減だった。
(他の指標はマチマチ)
他の指標はマチマチだ。停電もやや落ち着いてきている。
4Q消費者信頼感指数は-17、3Qの-16から悪化した。消費者が生活費の上昇と借入コストの上昇に圧迫されているためだ。過去20年以上で最低水準に達した。
一方3Qの経常赤字は改善した。対国内総生産(GDP)比で0.3%と、2Qの2.7%から大幅に縮小した。3Qの経常赤字は193億ランド、2Qの改定値は1852億ランドだった。 3Qは貿易黒字が1891億ランドに拡大。2Qは222億ランドだった。中銀によると、モノの輸入額がモノの輸出額以上に減少した。
11月のアブサ製造業PMIは48.2と、前月の45.4から上昇、S&P製造業PMIも50で前月の48.9から上昇した。
(今週は)
今週は11月消費者物価、生産者物価、10月小売売上高の発表がある。
(南ア産出の資源価格は)
過去1年で南ア産出の資源価格は以下の通り。金以外は安い
・金11.56%高
・銀2.03%安
・白金10.55%安
・パラジウム51.38%安
・石炭62.39%安
テクニカル分析(ランド/円)
年初来で円に抜かれる
日足、ボリバン2σ上限から下限へ下落。雲の下へ。
12月7日-8日の上昇ラインがサポート。12月7日-8日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。
週足、ボリバン3σ上限から2σ下限へ下落。3週連続陰線。雲中へ下落。10月2日週-11月27日週の上昇ラインを下抜く。5月29日週-12月4日週がサポート。11月27日週-12月4日週の下降ラインが上値抵抗。5週線く、20週線下向き。
月足、11月は上昇スタートも長い上ヒゲで陰転。12月も陰線スタート。8月-10月の上昇ラインを下抜く。5月-6月の上昇ラインがサポート。22年6月-23年11月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線下向き。
年足、今年は円とデッドヒートを繰り返す、先週陰転。20年-22年の上昇ラインがサポート。08年-22年の下降ラインが上値抵抗。
喜望峰
クリスマスシーズン中の停電の高段階回
ラモクゴパ電力大臣は、クリスマスシーズン中の停電の高段階回避に「懸命に取り組んでいる」と述べた。故障するユニットの数が減少したため、より高い段階の負荷軽減を導入できるようになったとした。