『【新NISA完全攻略】 リアルすぎる1億円の作り方』より一部抜粋

(本記事は、山口 貴大氏(ライオン兄さん)の著書『【新NISA完全攻略】リアルすぎる1億円の作り方』=KADOKAWA、2023年11月9日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

新・旧NISAの違い

2024年新NISAスタート!一般NISAとの違い4選
(画像=blueamber/stock.adobe.com)

2024年からは新しいNISAが始まる一方、これまで利用できた一般NISAやつみたてNISA(以下、本書では「旧NISA」)と表現)は終了になります。

新NISAを始めたいと思ったら、2023年中はまず旧NISA口座を開設してください。すると、2024年から自動的に新NISA口座に切り替わります。

2023年中で旧NISAが終了するといっても、2024年から急に約20%の税金が課税されることはありません。これまで旧NISAで投資した資金は、つみたてNISAなら投資した年から最長20年、一般NISAなら最長5年、新NISAとは別枠で非課税運用できるので安心してください。

2024年以降は新NISA口座をお好みの金融機関に開設すると、新NISAでの投資が可能になります。

では、2024年からの新NISAと旧NISAの違いはどこにあるのでしょう。

これから順を追って説明しますが、前もっていっておくと、新NISAはあまりに多くの点で旧NISAより素晴らしい制度になっているので、少し混乱して全体像を見失ってしまうかもしれません。そこで、最初に、重要な改正ポイントを順に紹介してから、各ポイントについて詳しく述べていくことにしましょう。

新NISAがこれまでの旧NISAから格段に進化したポイントを並べると、次の4つになります。

ポイント① 一般NISAとつみたてNISAが一本化されて両方利用(併用)できる。
ポイント② 非課税投資できる金額が大幅に増えて総額1800万円に。
ポイント③ 非課税運用できる期間が無期限に。つまり死ぬまで非課税運用が可能に。
ポイント④ 運用資産を売却した場合、その元本分の非課税投資枠が復活する。

book
<著者プロフィール>
山口 貴大氏(ライオン兄さん)
金融・起業のマネースクール『Financial Free College』代表。SNSでは「ライオン兄さん」名義で活動。 ネット関連会社などにて、8年間のサラリーマン勤務をするが独立。金融・起業の書籍をむさぼり読みつつ、サービス業関連会社を興し、2018年に売却、その売却益を米国株を中心に運用し、経済的自由を獲得した。 同スクールは、「投資家が推奨するお金のスクール」、「未経験から学べるお金のスクール」、「結果が見込めるお金のスクール」の3冠を取得(日本マーケティングリサーチ機構調べ)。

※画像をクリックするとAmazonに飛びます

(提供:Wealth Road