日経平均 | 36,546.95円 △583.68円 |
為替 | 1ドル=148.00円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億9,318万株 |
売買代金 | 4兆2146億80百万円 |
値上り銘柄数 | 1,473銘柄 |
値下り銘柄数 | 166銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 129.25% |
市況概況
日銀の緩和継続を織り込むように大幅高
週末の米国株が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから買い先行となった。米半導体株の上昇を受けて半導体関連銘柄の一角が買い気配から始まるなど寄り付きからバブル後の高値を抜けて買われ、大幅高となり、心理的な節目となる36,500円水準まで一気に上昇となった。
その後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となったが、これまでの高値を意識して上げ幅縮小も止まり大幅高で前場の取引を終えた。指数先行で、指数に影響の高い銘柄が買戻しも交えて大きく買われた。
昼の時間帯は上げ一服感も出て後場はそろそろとした始まりとなったが、値持ちの良さを好感して買い直され再度上値を試す動きとなった。いったん上値も重くなったものの引けを意識する時間帯には日銀の緩和継続を織り込むかのように買戻しを急ぐ動きとなった。結局は値持ちが良いと買戻しが入るという状況で最後まで買いが続きバブル後の高値を更新して高値圏での引けとなった。
小型銘柄も先週までの修正安が一服となったことで買い直されて大きく買われるものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった買いも見られたが、指数を押し上げる場面は限られた。指数に追随する形で売られては買われるという状況だった。
いっこうに買い気は衰えず、売っては買戻し、上がるから買う、買うから上がると言う展開となっている。死角がないように思われるが、明らかに買われすぎ感もあり、明日の日銀の緩和継続を織り込むように上昇となっているだけに緩和継続が示されれば材料出尽くし感もあるのではないかと思う。
マイナス金利の修正などが示唆されれば暴落となるのだろうし、緩和継続となってもいったん買われた後は指数先行で売られるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
一気に上値追いとなった。また窓を開けての急騰であり、移動平均線からの乖離も大きく、上げ一服からの調整は見られるだろう。
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