日経平均 | 35,963.27円 △497.10円 |
為替 | 1ドル=148.60円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億4,979万株 |
売買代金 | 4兆5009億68百万円 |
値上り銘柄数 | 875銘柄 |
値下り銘柄数 | 718銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 118.10% |
市況概況
米国株高を受けて大幅高
米国株が堅調となったことなどから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、大きく買い先行となった。
半導体関連銘柄が買い気配から始まるなど大きく上昇して始まり、寄り付きの買いが一巡となった後も36,000円を超えて上値を試す動きとなった。たださすがに36,000円を超えると買い上がると言うよりは手仕舞い売りに押されると言う状況で36,000円前後で方向感に乏しい展開となった。
昼の時間帯も特に買い上がるでもなく、売り急ぐでもなかったのだが、後場は36,000円を下回って始まった後も手仕舞い売りに押されるものが多く、いったん大きく上げ幅を縮小する場面も見られた。
それでも引けを意識する時間帯には再度36,000円を目指すような動きとなり、結局は36,000円に届かないということで今度は売られるというように右往左往しながら大幅高水準ながらも36,000円を超えられずに今週の取引を終えた。
小型銘柄は買戻しや買い直しも見られるものの総じて手仕舞い売りもかさんで上値が重くなった。グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値の重い展開となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの特に指数を方向づけるようなこともなく、持高調整の売り買いが中心となっていたようだ。
日経平均は大幅高となったが、結局は半導体関連銘柄だけという動きだ。特に買い上がるということでもなく、日銀の金融政策決定会合を緩和継続を織り込んで上昇したということでもあり、買戻し一巡となると上値も重くなると言うことなのだろう。
ここからは買われすぎ銘柄の修正安などで調整となるのではないかと思われる。35,500円~36,000円での保ち合いか、いったん35,000円水準を試す動きになるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離はまだまだ大きく、上値を試すものの上げきれないと言うことなのだろう。日柄か値幅の調整が必要ということだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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