ソフトバンク <9984> は4日、東南アジア最大のタクシー配車アプリを提供するグラブタクシー社に約2億5000万ドル(約298億円)の出資を行うと発表した。これに伴い、ソフトバンクは同社の筆頭株主となる。
グラブタクシー社は2012年に創業。利用者に安全を提供することや、タクシー運転手の生活をより良いものにするといった課題を解決したことで、タクシー配車アプリは普及。現在は250万ダウンロードされていて、月間ユーザー数は約50万人。マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシアの6カ国内17都市でサービスを提供するほど成長を遂げている。
ソフトバンクのバイスチェアマンを務めるニケシュ・アローラ氏は、2年という短期間で東南アジア最大のタクシー配車アプリに至った成長力と将来性に言及。事業拡大への支援に意欲を示している。
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