日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 37,723.91円 △568.58円
為替 1ドル=142.25円
売買高(東証プライム、以下同) 25億3,713万株
売買代金 5兆9244億04百万円
値上り銘柄数 1,078銘柄
値下り銘柄数 504銘柄
騰落レシオ(25日) 113.17%

市況概況

米国株高を受けて大幅高

米国株が大幅高となり、本日の日本市場は日銀金融政策決定会合の結果発表前に朝方から大きく買われて始まった。節目と見られる38,000円を試すような動きも見られたが、円高に振れる場面もあり、また日銀金融政策決定会合の結果発表待ちで手仕舞い売りに押されるものもあり、大幅高ながらも上値は限定的となった。

昼の時間帯は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、予想通り何も変わらないということで手仕舞い売りに押されて後場は上値の重い始まりとなった。それでも売り急ぐようなこともなく、値持ちの良い展開が続いた。引けを意識する時間帯からは3連休を控え、主要なイベントも終了したということで手仕舞い売りに押されるものも多くなり、最後は上げ幅を縮小し、大幅高ながらも本日の安値圏での引けとなった。

小型銘柄も堅調なものが多かったが、特に買い上がる材料があるということでもなく上値の重いものが目立った。グロース250指数やグロース株指数は堅調だったが上値は限られた。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、指数に連れて右往左往するような感じで主導的に大きく方向づけることもなかった。為替の動きに連れて振らされた感じだ。

米国での利下げと景況感が好調ということで日本市場も売られた銘柄から買い直された形だ。ただ、金融政策決定会合の結果待ちでのヘッジ売りの買戻しも一巡となるとさすがに上値も重く、大幅高ながらも売られたものが買われるという状況での大幅高で買戻し一巡後は再度売り直されるものも出てくるだろう。

後は景況感や個別の業績動向に連れて買い直されるか、売り直されることになるだろう。中間期末要因で指数先行で大きく下落する場面も出てくるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

25日移動平均線を抜けて上値を試す動きとなった。38,000円水準で上値を押さえられ、再度25日移動平均線のサポートを確認するような場面も出てくるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。