日経平均 | 39,332.74円 △697.12円 |
為替 | 1ドル=148.43円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億8,346万株 |
売買代金 | 4兆4765億13百万円 |
値上り銘柄数 | 1,234銘柄 |
値下り銘柄数 | 359銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.92% |
市況概況
米国雇用統計の発表を受け、円安を好感して大幅高
週末の米雇用統計が好調と伝えられ、長期金利の上昇などから大きく円安に振れたことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅高となった。
その流れを受けて本日の日本市場も買い気配で始まるものも多く、大幅高の始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となったが、売り急ぐということもなく、値持ちの良い展開となった。それでも前場の実質的な安値水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は先物に買戻しを急ぐ動きも見られ、前場の終値を上回って始まった。その後も買い急ぐということもなかったのだが、売り急ぐこともなく、値持ちの良さを見て買戻しなどが見られじり高となった。さすがに最後は特に買い材料がない中での上昇の反動もあり、引けを意識する時間帯からは手仕舞い売りに押され再度本日の実質的な安値圏での引けとなった。
小型銘柄は散発的に買われる銘柄が見られるものの特に買いが入っているということでもなく総じて堅調ながらも上値の重い展開となった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られるものの上がれば売り、下がれば買いという状況で大きく指数を方向づけることもなかった。
週末の米雇用統計で円安となったことから大きな上昇となった。指数先行でまとまった買いが入っていたようでもあり、また空売りが積み上がっていた銘柄の買戻しなどもあり、指数が押し上げられた。ただ、ここからは買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されるのえではないかと思う。割安感が強い銘柄などが買い直されることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
上値を試す動きとなったが、9月高値を抜けるような雰囲気でもなく、移動平均線からの乖離も大きいので、いったんは調整感が強まると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。