日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,635.62円 △83.56円
為替 1ドル=146.10円
売買高(東証プライム、以下同) 19億6,118万株
売買代金 3兆8802億82百万円
値上り銘柄数 1,150銘柄
値下り銘柄数 449銘柄
騰落レシオ(25日) 108.30%

市況概況

「投資の日」なのに閑散小動き

米国株は軟調だったが方向感はなく、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も方向感に乏しい展開となったこともあり、本日の日本市場は堅調ながらも小動きの始まりとなった。

米国の雇用統計の発表を控え、週末の手仕舞いの売り買いが中心となったが、利上げ懸念も利上げ懸念が薄れたことも、新政権に対する期待も失望も織り込んだかのように上がれば売られ下がれば買われるという展開で指数は小動きとなった。

昼の時間帯も方向感は見られず、後場に入ると前場以上に動きがなく、閑散小動きという状況だった。特に目新しい材料もなく、買うものは買い、売るものは売ったというような雰囲気だ。

ただ、動き出すと大きく動くという面もあり、指数としては動かないから動かないということであり、個別には下がれば買いという銘柄と下がるから売るという銘柄とまちまちという感じだ。総じて堅調なものが多いが特に買い材料があるわけでもなく、最後まで買い切れず上値も限られるということなのだろう。

小型銘柄もまちまちで全体として方向感は見られなかった。グロース250指数やグロース株指数は小幅高だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの、まとまった売りが出れば買い向かい、まとまった買いが入ると売り向かうということで指数を方向づけることもなかった。

昨日同様に上がれば売られ、下がれば買われるという展開が続いている。今晩の米国の雇用統計で動きが見られるのかもしれないが、新政権の経済政策などを見極めたいということでまだ大きな方向感が決まるということでもないのだと思う。まだまだ下がれば買われ上がれば売られる状況が続き、日経平均は38,000円台を中心とした保ち合いが続くのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線を上回ったものの上値は重くなっている。引き続き25日移動平均線や基準線と75日移動平均線の間を中心とした保ち合いなのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。