日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,937.54円 ▼395.20円
為替 1ドル=148.00円
売買高(東証プライム、以下同) 19億6,965万株
売買代金 3兆9410億77百万円
値上り銘柄数 241銘柄
値下り銘柄数 1,387銘柄
騰落レシオ(25日) 105.11%

市況概況

米国株安や円高で手仕舞い売りに押されて大幅安

米国株が先週末の反動から売られ、米国長期金利が上昇しているにもかかわらず円高となるなど、前日上昇した要因が打ち消されたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。

寄り付きからの売りが一巡となった後はいったん39,000円台を維持できるかと思われたが、円高が進んでいったん39,000円を割り込むと下値の節目と見られる38,800円水準を目指すように下値を試す動きとなった。その後も戻りは鈍く、結局安値圏で前場の取引を終えた。

昼の時間帯は特に動きは見られず、後場も特に方向感のない始まりとなり、その後も指数は小動きとなった。いったん戻りかける場面も見られたが、戻りが鈍いと売り直され、かといって売り急ぐでもなく、引けを意識する時間帯でも方向感は見られなかった。結局最後まで方向感は見られず、最後は買戻しも入り、下げ渋りはしたものの大幅安だった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されて大きく下落するなども見られた。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、方向感を出すような断続的な動きもなかった。上がれば売られ、下がれば買われるという状況で持高調整の売り買いが中心となっていたようだ。

前日の大幅高の反動が主な要因ではあるのだが、こうなると日経平均が39,000円、TOPIXが2,700を超えると売られるということになりそうだ。ここで切り返して39,000円台を回復しないことには割高銘柄などを中心に戻れば売りという状況が続き、買戻し一巡となったものから売られそうだ。

テクニカル分析

日経平均

気迷い線となったが、いったん75日移動平均線までの調整は見られるのではないかと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。