日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,535.70円 ▼185.96円
為替 1ドル=155.86円
売買高(東証プライム、以下同) 23億6,085万株
売買代金 4兆6150億58百万円
値上り銘柄数 529銘柄
値下り銘柄数 1,075銘柄
騰落レシオ(25日) 85.84%

市況概況

買い先行となるも買いが続かず冴えない展開が続く

米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後はいったん売られたもののすぐに買い直され、節目と見られる39,000円を超える場面もあった。

ただ、円安に振れたことで利上げ懸念が強まり、政局の混乱を嫌気する動きも続き、39,000円を超えると上値も重くなり、上値の重さが嫌気されて売り直された。結局節目と見られる38,800円を下回り、下値模索の状態で前場の取引を終えた。

昼の時間帯は特に動きはなく、後場も前場の終値近辺で始まった。後場に入ると38,800円を超えると売られるということで上値が重く、前場同様に上値が重くなると手仕舞い売りもかさむという状況だった。結局、前場の安値を下回ると戻りも鈍く、38,500円台では下げ渋るものの冴えない展開が続いた。結局最後まで買い気に乏しい中で買戻し一巡となったものから売られる状況で下値を試すような展開から安値引けとなった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも多く冴えない展開となった。買い気に乏しい中でグロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いが節目節目で見られ、特に下値を試す段階でまとまった売りが嵩むという状況だった。指数を下押す要因となった。

特に何も変わらないのだが、円安を好感する動きが見られず、円安=株高ではなく円安⇒利上げ⇒株安という図式になっているようだ。好調な決算発表でも織り込み済みとばかりに買戻し一巡となったものから売られるという状況であり、政局の落ち着きや経済政策や金融政策の方向性が見えないと右往左往するような展開が続くのだと思う。まずは下値を試す動きが続くということなのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

25日移動平均線や基準線に上値を押さえられた形で下値模索となっている。75日移動平均線や雲まで下落となれば下げ止まると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。