日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 39,066.53円 △235.05円
為替 1ドル=152.46円
売買高(東証プライム、以下同) 22億5,438万株
売買代金 4兆5201億60百万円
値上り銘柄数 1,193銘柄
値下り銘柄数 394銘柄
騰落レシオ(25日) 101.51%

市況概況

今日も買い先行で始まり、上値も重いが堅調な展開

米国株が堅調だったこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も高く、本日の日本市場も買い先行となった。ご多分に漏れず、寄り付きからの買いが一巡となった後は利上げに言及する金融当局高官のコメントなどもあり、戻れば売りということで手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。上値の重さが嫌気されて戻り売りに押されて堅調ながらも冴えない展開だった。

昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も上値の節目と見られる39,000円を意識しながらの始まりとなった。それでも手仕舞い売りに押されることもなく、買戻しなども交えて値持ちの良い展開が続き39,000円水準では上値も押さえられたが、円高にも関わらず円安メリット銘柄など目先的に売られた指数に影響の大きな銘柄などに買いが入り、39,000円台を維持して後場の高値圏で引けた。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも多く、総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、はっきりと方向感を出すような断続的な売り買いは見られず、依然として上がれば売り、下がれば買いという状況が続いている。

39,000円の節目を抜けると買い難くなり、空売りが積み上がらないと上値も重くなりそうだ。円高にも関わらず、買戻しやインデックス買いと見られるものも見られて値持ちの良い展開ではあるのだが利上げ懸念、円高懸念が強まると芳しくない決算発表などに連れて売られるものも出てきそうだ。ここで空売りが積み上がれば踏み上げ相場も期待できそうだ。

テクニカル分析

日経平均

雲に上値を押さえられている形となっている。25日移動平均線や基準線と雲の上限(先行スパン1)が同水準になり、その水準を抜けるには材料が必要だと思う。逆にその水準を抜ければ再度上値を試す展開も期待される。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。