
日経平均 | 37,155.50円 ▼1,100.67円 |
為替 | 1ドル=150.04円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 27億9,435万株 |
売買代金 | 6兆2109億26百万円 |
値上り銘柄数 | 312銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,265銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.52% |
市況概況
米半導体株安を受けて大暴落
米国エヌビディアの決算発表や対中国への関税強化を受けて米国で半導体株を中心に売られ、夜間取引の日経平均先物が大きく下落したことから、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も買い気に乏しく、戻らないから売る、下がるから売るということで売り急ぐ展開となり、37,000円台を維持したが、安値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も売りが止まらず、後場も安値を更新するような始まりとなった。あっさりと37,000円を割り込む場面も見られ、戻りを試すも戻り切らないという状況で1,000円を超える下げ幅が続いた。引けを意識するところでも買いが入らず、結局何とか37,000円台では引けたが、ほぼ全面安の大暴落だった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった買いはほとんど見られず、散発的にまとまった売りが出て下値を試すというような感じだった。午後になると戻れば売りという状況で指数の下支えというよりは上値を押さえる要因となっていた。
意外に大きな下げとなった。まさか、というところの最悪の水準までの下落となった。それでも底入れ感が出ているということでもなく、売られすぎたものは下げ渋るのだろうが、買われすぎ銘柄の戻りは鈍いと思う。日経平均は37,000円台が比較的軽いので戻すときは一気に38,000円のところまで戻すのだろう。ただ、買い気に乏しいままなので、まだまだ下値模索という状況が続くのかもしれない。
テクニカル分析
日経平均
急落となって移動平均線からの乖離も大きくなっている。下髭線でもあり、下げ渋り感は出てくると思われる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。