
日経平均 | 38,256.17円 △113.80円 |
為替 | 1ドル=149.34円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億7,321万株 |
売買代金 | 4兆3399億61百万円 |
値上り銘柄数 | 1,223銘柄 |
値下り銘柄数 | 382銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.23% |
市況概況
堅調だが上値は重い
米国株が冴えない展開となったことで夜間取引の日経平均先物は売られていたのだが、米国の引け後に発表されたエヌビディアの決算が好調とされたことなどもあり、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後はいったん上値を試したものの上値の重さを確認して再度売り直されるという状況で方向感に乏しい展開だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も冴えない展開となる場面も見られた。それでも目先的な売り急ぎは見られず、値持ちの良さから買戻しも入り指数は堅調な推移となった。積極的に買い上がる材料もなくエヌビディアの決算を受けても特に半導体株が買われるでもなく、総じて上値の重い展開となった。引けを意識する時間帯からは買戻しも見られたが、最後の最後は手仕舞い売りに押されて上値の重い展開だった。
小型銘柄も方向感に乏しくまちまちという状況で、グロース250指数は小幅安、グロース株指数は小幅高だった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られたものの、断続的な動きはなく、上がれば売り、下がれば買いといういつもの展開で最後まで方向感は見られなかった。
予想外に買い先行となったが、それでもいったん38,000円を試す動きとなり、上値も重いという状況だ。まだまだ下値模索ということなのだろうし、積極的に買い上がる材料もない。スタグフレーション懸念が根強いうちはまだまだ下値を試すことになるのだろう。当面は38,000円~38,500円での動きで右往左往するのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きいが移動平均線の下落が始まっており、まだまだ戻れば売りという上値の重い展開が続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。