
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 | 37,418.24円 △87.06円 |
為替 | 1ドル=149.65円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億9,799万株 |
売買代金 | 4兆8623億05百万円 |
値上り銘柄数 | 1,090銘柄 |
値下り銘柄数 | 490銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 102.56% |
市況概況
米国株安にも関わらず堅調
米国株が大幅下落となり、夜間取引の日経平均先物が大きく売られる場面もあったが、本日の日本市場は買い先行となった。下がれば買われるということで寄り付きの売り買いが一巡となった後はいったん手仕舞い売りに押された。それでも37,200円の節目で下げ渋ると再度買戻しを急ぐ動きもあって堅調な展開となった。
昼の時間帯に若干売られる場面もあったが、特に売り急ぐということでもなく、後場も堅調な始まりとなった後は買戻しを急ぐ動きなどもあって日経平均は37,600円を付ける場面もあった。ただ、37,500円を超えると戻り売りに押されるものが多くなり、いったん高値を付けた後はじりじりと値を下げ、結局は小幅高での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、大きく方向感を出すということでもなく、下げ渋り感はあるものの上値は重いという状況だった。
米国株安の割には堅調だったが、香港市場が大きく上昇しており、米国の関税問題もある程度は楽観的に見ているということかもしれない。ただ、日本企業にとって米国と中国の対立があれば、影響は否めず、買戻し一巡となったあとはスタグフレーション懸念がぬぐえない限り、冴えない展開が続くと思われる。
テクニカル分析
日経平均
底堅さは見られるものの気迷い線で保ち合いという状況であり、上値の重さが確認されると下押すこともありそうだ。移動平均線からの乖離が大きいのでそれでも下がれば買いという雰囲気なのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。