日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 37,785.47円 △629.97円
為替 1ドル=150.44円
売買高(東証プライム、以下同) 18億4,259万株
売買代金 4兆1858億64百万円
値上り銘柄数 1,408銘柄
値下り銘柄数 202銘柄
騰落レシオ(25日) 103.54%

市況概況

売られすぎた反動や月初の買いで大幅高

週末の米国株が大幅高となったことや週末の暴落の反動から大きく反発して始まった。買い気配から始まる銘柄も多く、指数先行で大きな上昇となった。

ただ、寄り付きの買いが一巡となると戻り売りに押される場面も見られた。それでも節目と見られる27,500円を超えて始まったことで少し下げると買戻しと入り、切り返して今度は上値の節目である37,800円を試すことになった。

昼の時間帯も買戻しが進み、後場も前場の高値圏で始まった後も値持ちの良い展開で値持ちの良さから買戻しを急ぐ動きもあり、節目と見られる37,800円を試しながらの保ち合いとなった。

特に買い急ぐ材料があったということでもないのだが、目先的に売られ過ぎたところでの自律反発であり、ここからさらに買い上がる材料でもないと再度下値模索となりそうだ。それでも高値圏で引けたことでここで空売りが積み上がればもう一段の上昇も期待できるだろう。

小型銘柄も堅調なものが多かったが、戻り売りに押されて上値も限られた。グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値の重い展開だった。先物もまとまった買いも散発的に見られたが、あくまでも散発的に出るというだけで、指数を先導して大きく押し上げるという雰囲気でもなかった。

大幅反発となったが、とりあえず売られたから買われたということであり、ここで空売りが積み上がらなければ戻り売りに押されて上値が重く、上値の重さが嫌気されると再度売られるということになりそうだ。早急に38,000円台を回復し、そこで空売りが積み上がらなければだらだらとした調整が続くことになるだろう。半導体株など買われすぎ銘柄は戻らないことには空売りも積み上がらないのかもしれない。

テクニカル分析

日経平均

先週末の大きな陰線の中での動きであり、まだ上値が重いという印象だ。下がれば買いも入るのだろうが、上値は重いと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。