日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 36,887.17円 ▼817.76円
為替 1ドル=147.56円
売買高(東証プライム、以下同) 20億8,343万株
売買代金 4兆9212億54百万円
値上り銘柄数 459銘柄
値下り銘柄数 1,133銘柄
騰落レシオ(25日) 96.36%

市況概況

米国株安を受けて大幅下落

米国株が大幅安となったことで夜間取引の日経平均先物も大きく売られ、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も戻りかけては売られるという状況で下値模索が続いた。それでも火曜日の安値、先週末の安値水準である36,800円では何とか下げ渋り、37,000円台を回復して前場の取引を終えた。

昼の時間帯も手仕舞い売りに押され、後場も再び37,000円を割り込んでの始まりとなった。こうなると37,000円が上値とばかりに下値を試す動きとなったが、一方で36,800円台になると売り難さがみられ下げ渋ると言う状況で方向感に乏しい展開となった。最後は戻りの鈍さを嫌気して売り直され安値圏での引けとなった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売りが散発的に見られ、下がるから売る、売るから下がるという場面もみられたのだが、まとまった買いも散発的に見られ、指数を下支える要因となった。

特に何がどうしたということではないのだが、大幅下落となった。持高調整の売りや週末の手仕舞い売りも嵩んで指数を押し下げたということだが、根底には米中貿易摩擦や米国の関税強化、日米でのスタグフレーション懸念や日本での減税期待がしぼんでの失望感などなど・・・いろいろな要素があって株が買えないということなのだろう。それでも底堅さが見られる割安銘柄などはしっかりと拾っておいていいのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

再び下値を試す動きとなった。移動平均線や基準線からの乖離も大きく、いったんこの水準で下げ渋るのではないかと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。