
日経平均 | 36,793.11円 ▼235.16円 |
為替 | 1ドル=147.33円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億3,322万株 |
売買代金 | 5兆4820億90百万円 |
値上り銘柄数 | 418銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,176銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 88.30% |
市況概況
一時大きな下落となるも買戻しも入り下げ渋り
米国株が大きく下落したことから本日の日本市場は売り先行となった。指数に影響の大きな半導体株などを中心に売り気配を切り下げて始まるものも見られ、寄り付きの売りが一巡となった後も戻らないとなると売り直され、一時36,000円を割り込む場面もあった。
さすがに36,000円を割り込むと値ごろ感もあり、買戻しが入り、下げ渋るとさらに買戻しも入るという状況で節目と見られる36,200円を回復、さらに上値の節目と見られる36,500円を意識する水準まで戻して前場の取引を終えた。
昼の時間帯も買戻しなども見られたが、後場は前場の高値水準で始まり、売り一巡感から値持ちが良いとさらに買戻しを急ぐ動きとなり、36,500円を超えて下げ幅を縮小、次の節目である36,800円を意識するところまで戻して本日の高値圏で小動きとなった。最後は買戻しが入り36,800円水準まで戻して高値引けとなった。
小型銘柄も売り先行となったが、買戻しや幕間つなぎ的に買われるものも見られた。グロース250指数やグロース株指数は小幅高だった。先物はまとまった売りが嵩んで指数を下押す要因となったが、いったん底入れとなってからは逆に値持ちが良いから買戻されて指数を押し上げる要因となった。いずれにしても指数先行で先物主導という感じでの下げて上げる相場だった。
乱高下という展開で指数先行で売られ、指数先行で買い戻されたという雰囲気だ。一気に1,000円以上下落する場面もあったが、ボラティリティー・インデックスも高止まりながらも上値が重く、買戻しを急ぐ要因の一つとなった。
売り一巡となったものも多く、いったん本日の安値で当面の安値となった可能性もあり、あとはまずはどこまで戻すかが注目される。また、上値が重いと売り直されるが今度はどこで下げ止まるかということになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
長し下髭線が出現し、ここで底入れとなった可能性も高い。いったんはここで下げ止まったという見方でも良いのではないかと思う。戻りも移動平均線まで戻すというよりは下値模索の保ち合いが続くという感じだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。