この記事は2025年4月2日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。

2025年4月2日(水)の午前10時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
トランプ米大統領は、明日3日(木)日本時間午前5時から、ホワイトハウスのローズガーデンで開催されるイベントにて、貿易相手国に対する新たな関税措置を発表する予定のようだ。この関税措置は、発表直後、即時発動されるとホワイトハウスのレビット報道官が1日(火)、明らかにしている。
関税報道を受け、報復策についての報道も増えてきた。フォンデアライエン欧州委員長は、「米国が相互関税実行なら強力な報復策を用意」と欧州議会でコメントしている。この相互関税に関しては、いろんな意見が出ており混乱している。
しかし、そもそも関税は大統領令だけで決められることもあるのだが、法律的な根拠が必要とされる。法的根拠が弱いと、議会や裁判所から異議が出る場合があり、発表された関税の規模が縮小する可能性があることを指摘する参加者も多くいる。
結局、こればかりは発表されてからのマーケットの反応をみたいところだが、発表後の意見は分かれている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
関税は織り込み済みであるため、発表後は米国株、日本株は利益確定の買い戻しから反発するという意見もある。
ただ、相互関税に対して各国が報復策を準備している環境では、なかなかリスクオンの相場に戻るのは難しいかもしれない。
加えてその後、関税の規模が縮小などの報道で混乱することもあるだろうから判断が難しいところだ。 相互関税という変数を除くと、ドル安の流れは変わらず。
関税がらみで米ドル/円が踏み上がる局面があれば、そこでショートエントリーしたいところ。
▽米ドル/円の 日足チャート

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。