
日経平均 | 34,730.28円 △352.68円 |
為替 | 1ドル=142.33円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億3,577万株 |
売買代金 | 3兆3015億25百万円 |
値上り銘柄数 | 1,498銘柄 |
値下り銘柄数 | 120銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.30% |
市況概況
米国株安にも関わらず週末の持高調整の買いも入り連日の大幅高
米国株は軟調、特にダウ平均が大幅安となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が意外に値持ちが良く、本日の日本市場も買い先行となった。薬品株が買い気配から始まるなど買戻しを急ぐ動きが見られ、昨日と同様にETF(上場投資信託)に絡む買いなのか、指数先行でまとまった買いも見られ総じて堅調だった。
昼の時間帯も買戻しなどが見られ、後場も堅調な始まりとなった。昨日と同じように下がらないから買うというような感じで指数先行で買われ、じりじりと上値を試す動きとなった。引けを意識する時間帯でも特に手仕舞い売りに押されることもなく値持ちの良い展開が続き、これもまた昨日と同じように最後も買戻しなどが見られ高値圏での引けとなった。
小型銘柄も売り一巡感からの買いが続き、値動きの軽い銘柄などが買い直されて総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった買いが見られて指数を先導するように上昇する場面もあり、下がれば買いという状況で下支えとなる場面もあった。指数先行で相場が押し上げられた感じだ。
34,000円台を回復し、節目と見られる34,500円~600円をあっさりと抜けて来た。こうなると34,800円~35,000円、そして35,000円を超えると35,000円台後半までの上昇が期待される。ただ、積極的に買い上がる材料もなく、ここで空売りが積み上がらないと来週からは買い一巡からの手仕舞い売りに押されることになるだろう。決算発表が本格化する前の持高調整の買いではないかと思われる。
テクニカル分析
日経平均
基準線を抜けて25日移動平均線を目指すような展開となってきた。ただ、ここからは窓埋めができるかどうかという水準であり、ここで上値が重くなりそうだ。
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