
日経平均 | 37,722.40円 ▼1.71円 |
為替 | 1ドル=144.34円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 18億6,839万株 |
売買代金 | 4兆2870億97百万円 |
値上り銘柄数 | 792銘柄 |
値下り銘柄数 | 764銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 122.59% |
市況概況
米国株高で買い先行も手仕舞い売りに押される
米国市場が急騰となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇したことから、本日の日本市場は買い先行となった。
ただ、米国株高の要因や円安の要因は既に織り込まれていたということもあって、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。38,000円を超えると売られるということで買戻し一巡となったものから売られ、安値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も円安に振れたこともあり、買い直され、後場も38,000円を意識するような始まりとなった。それでも38,000円を抜けないとなると手仕舞い売りに押されるものが多くなり、指数もじり安となった。節目と一つと見られる37,800円を割り込むといったん買戻しも入ったが、再度売り直されると昨日の終値水準まで下落、下げ渋り感はあったものの結局は冴えない展開で安値圏での引けとなった。
小型銘柄は相変わらず値動きの軽いものが買われる状況で総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが、まとまった売りに敏感に反応するような感じて指数を下押す要因となった。
38,000円を超えると売られるという展開になり、ここから大きく円安に振れるような材料でもないと再度下値を試すことになるだろう。円安メリット銘柄でもまだ値持ちの良いものがあるがさらに円高が進むようなことになれば、大きな下げとなるだろう。米国債格下げの影響は軽微と見られているが、リスク回避傾向は続くと思われ、上値の重さが嫌気されると懸念材料として取りざたされることもあるだろう。
テクニカル分析
日経平均
堅調な始まりとなったが、手仕舞い売りに押されて上値も重くなった。移動平均線からの乖離も大きく、再度75日移動平均線や25日移動平均線までの下落はあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。