日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 37,470.67円 ▼494.43円
為替 1ドル=143.22円
売買高(東証プライム、以下同) 17億8,362万株
売買代金 3兆8398億15百万円
値上り銘柄数 562銘柄
値下り銘柄数 1,013銘柄
騰落レシオ(25日) 116.91%

市況概況

関税問題や中国懸念から大幅安

週末の米国株はまちまちだったが、関税懸念から夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られており、本日の日本市場は売り先行となった。

中国の関税問題や景気鈍化懸念なども報じられたこともあり、半導体株などを中心に手仕舞い売りに押されるものが多くなり寄り付きの売りが一巡となった後も手仕舞い売りに押され手下値を試す展開となった。37,400円で下げ渋ったが、戻すこともなくほぼ安値で前場の取引を終えた。

昼の時間帯も戻りの鈍さから売り直される展開となり、後場は前場の安値を下回って始まった。それでも売り急ぐようなこともなく意外に値持ちが良いと買戻しなども見られて下げ渋り感は強まった。ただ、戻りは鈍く37,500円まで戻さないとなると売り直される状況だった。それでもさらに売り直されるということでもなく、後場の高値圏、前場の安値圏で引けた。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られたが指数を大きく押し上げるようなこともなくグロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値重かった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られたものの買いが入れば売られる展開で上値の重さを確認しては投げ売りが出るというような雰囲気だった。

改めて38,000円が上値という展開から下値を試すことになった。37,500円~600円水準をあっさりと割り込んで今度は37,500円~600円が上値という状況になりそうで、37,000円を割り込むところまで売られそうだ。スタグフレーション懸念が払しょくされることでもないと戻れば売りという状況のなかで下値模索となるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

上昇が続く25日移動平均線にサポートされるかどうかが試されるところだ。あっさりと割り込むと一気に75日移動平均線までの下落となるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。