日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 38,488.34円 ▼396.81円
為替 1ドル=145.25円
売買高(東証プライム、以下同) 15億3,858万株
売買代金 3兆6462億66百万円
値上り銘柄数 657銘柄
値下り銘柄数 891銘柄
騰落レシオ(25日) 106.20%

市況概況

昨日の反動で軟調

米国株はまちまちで為替も円安気味であったのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られ、本日の日本市場は売り先行となった。

それでも昨日のような買いが入るのかどうかを見極める動きもあり、寄り付き直後は意外に値持ちの良い展開となった。ただ昨日のような買いが入らないとなると今度は売り急ぐ動きとなって一気に昨日の上げ分を解消するように指数が下値を試す展開となった。かろうじて38,600円を割り込んだところで下げ渋り前場の取引を終えた。

昼の時間帯は特に方向感は見られず、後場は意外にしっかりとした始まりだったが、昨日のような買いが入らないことが確認されるとじりじりと値を消すものが多くなった。結局最後まで買いが入らず、昨日とは反対に買っては投げ、買っては投げという感じで結局安値引けとなった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたが、昨日と反対に売りに敏感に反応して指数を下押す要因の一つとなった。

昨日の反動ということで手仕舞い売りに押される展開となった。昨日の上昇がいったい何だったのか未だにはっきりとはしないが目先の需給要因による持高調整かETF(上場投資信託)組成に絡む持高調整と思われる。そうした買いが止まると途端に売られるということだ。当面調整感が強まって今度は下値模索となるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

いったん上値を付けたということで今度は調整となりそうだ。25日移動平均線や基準線までの調整が見られるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。