
日経平均 | 38,790.56円 △436.47円 |
為替 | 1ドル=145.13円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億7,280万株 |
売買代金 | 4兆2040億36百万円 |
値上り銘柄数 | 1,044銘柄 |
値下り銘柄数 | 510銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.08% |
市況概況
中東懸念一服で大幅高
米国市場がスタグフレーション懸念が薄れて堅調となったことやイスラエルとイランが停戦で合意したと報じられたことから、本日の日本市場は買い先行となり、上値を試す展開となった。
日本市場は既に大きく上昇していたのだが、原油価格が急落したことでスタグフレーション懸念が若干薄れたことも買戻しを急ぐ動きとなった。さすがに39,000円を意識するところまで上昇すると手仕舞い売りに押されたものの、値持ちの良い展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は手仕舞い売りに押される場面もあったが、後場も意外に値持ちの良い展開となった。値持ちが良いから買戻しが入るということで大幅高水準で推移したが、さすがに最後は手仕舞い売りに押されて後場の安値、本日の安値圏まで上げ幅縮小となったが、最後の最後は買戻しが入り38,800円近くまで戻しての引けとなった。
小型銘柄も総じて堅調となるものが多かったが、上値を買い上がるということでもなく、グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値の重い展開となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの、しっかりと指数を動かすとか方向づけるようなこともなかった。
ホルムズ海峡の閉鎖が回避されたということで原油価格が急落しスタグフレーション懸念が薄れたことで買われた。ただ、イスラエルとイランの戦争で日本株が売られていたわけでもなく、逆に円安を好感して既に買われていたので、ここで円高が進めば、一気に手仕舞い売りに押されることになると思う。再度38,500円を下回っての推移となるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
意外に下げ渋りから戻したが、今度は目先的に移動平均線からの乖離も大きくなり、いったん調整感が強まるものと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。