
日経平均 | 38,354.09円 ▼49.14円 |
為替 | 1ドル=147.38円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億7,475万株 |
売買代金 | 3兆8328億11百万円 |
値上り銘柄数 | 654銘柄 |
値下り銘柄数 | 915銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 103.62% |
市況概況
米国のイラン攻撃で売り先行も下げ渋り
週末の米国株はまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は小動きだったが、米国がイランを攻撃したとのニュースで地政学リスクが高まり、週明けの日本市場は売り先行となった。それでも意外に値持ちは良く、米国の攻撃も特に問題とするような雰囲気でもなく下げ渋りとなった。今回の戦争も楽観的に見ている向きが多くさがらないから買い戻すという状況だった。
昼の時間帯も買戻しなどが見られ、後場は前場の高値近辺での寄り付きとなり、その後も値持ちが良いから買われるという状況で38,300円台での動きが続いた。さすがに線週末の終値近辺では上値も重くなるのだが、売り急ぐということでもなく、冴えないながらも下げ渋り感が見られる相場だった。
小型銘柄も意外に値持ちが良く、幕間つなぎ的に買われる銘柄なども見られた。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物もまとまった売り買いは少なく、指数に連れて右往左往しているだけという感じで方向感が見られなかった。
米国のイラン攻撃に対する問題も意外に軽視されているような気がする。ホルムズ海峡の閉鎖などへの懸念も全く市場では感じられない。ということは逆にここでさらにイランへの攻撃、米国への反撃などが見られ、ホルムズ海峡閉鎖などということになれば、大きくさゲルことになるだろう。円安も原油高という状況ではコスト増の方が大きいと思われ、円安効果で上昇するなどということはないだろう。中国経済への影響などが取りざたされて売り直されると思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線までの調整にもならず、調整不足という感じだ。まだまだ日柄か値幅の調整が必要ということだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。