
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 | 38,942.07円 △151.51円 |
為替 | 1ドル=145.16円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億7,953万株 |
売買代金 | 4兆2028億13百万円 |
値上り銘柄数 | 738銘柄 |
値下り銘柄数 | 821銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 110.63% |
市況概況
半導体株高で値持ちは良いが全体的には冴えない展開
米国株は大幅高となったが、既に昨日の相場で織り込んでいるということで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は方向感に乏しかった。本日の日本市場は半導体株などが高く、日経平均は買い先行で始まり上値を試す動きとなったが、39,000円に届かないことで手仕舞い売りに押されるものが多く、日経平均は小幅安だがTOPIXなどは軟調な展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ると値持ちの良さから買戻しが入る場面もあったが、特に買い上がるでもなく38,800円台では売られるという状況で改めて上値の重さが確認された。上値の重さが確認される一方で売り急ぐ動きもなく、最後まで半導体株に買い戻しを交えて買いが入り日経平均はほぼ高値引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だったが、後場に入り買戻しもあって、グロース250指数やグロース株指数はまちまちだった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの断続的な動きはなく、指数を大きく動かすことも方向づけるようなこともなかった。相変わらず上がれば売り、下がれば買いという展開だった。
全体的に買い気には乏しいが半導体株は踏み上げ相場となっている感じだ。目先の需給だけの相場であり、いったん全体的に上値が重くなれば売り急ぐ場面も出てきそうだ。日経平均の銘柄入れ替えに絡む持高調整は買いが多くなるのだろうが、それでも買戻し一巡となったものから売り急ぐ場面も出てくるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きく、まだまだ25日移動平均線や基準線までの下落はあるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。