日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 47,582.15円 ▼695.59円
為替 1ドル=149.79円
売買高(東証プライム、以下同) 23億0,077万株
売買代金 5兆0952億63百万円
値上り銘柄数 433銘柄
値下り銘柄数 1,132銘柄
騰落レシオ(25日) 94.72%

市況概況

週末の手仕舞い売りに押されて大幅下落

米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売り買いが一巡となったあとはいったん下値を試す動きとなったものの47,800円を割り込むと買われるという上古湯から逆に上値を試す動きとなった。それでも47,800円を超えると売られるという展開になり、最後は手仕舞い売りに押されて47,800円を維持したものの冴えない展開となった。

昼の時間帯も手仕舞い売りに押される形となり、後場は47,800円を下回って始まった。47,800円を維持できないとなると前場の安値を割り込んでさらに下値を試す動きとなり、いったん47,500円水準で下げ渋り戻りかけたのだが、戻りの鈍さもあり、引けを意識したところから売り直され47,500円まで下落となったが、最後は買い戻しも入り何とか47,500円台は維持して引けたものの大幅安だった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は上がれば売りという展開だったが、午後になると上がらないから売るという展開で指数を下押す場面も見られた。買い戻しが入り下げ渋りとなっても戻りも限られるという状況だった。

買い戻し一巡となったものから売られるということでアドバンテストやソフトバンクGが日経平均を大きく下押す形となった。買い戻し以外に積極的に買い上がるような買いが見られない状況は続いており、来週以降決算発表が始まるところで買われすぎ銘柄は好決算を発表しても売られるものなどが見られそうだ。日経平均自体の上値も限られると思う。

テクニカル分析

日経平均

再度下値を試す動きになりそうだ。25日移動平均線や基準線までの調整は見られるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!