この記事は2025年12月16日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
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2025年12月16日(火)の午後14時半過ぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
今週は本日16日(火)に米国の雇用統計、18日(木)にCPIがあり、週末にかけて欧・英・日の中央銀行政策決定会合と、重要なイベントが集中する週となる。
この時期になると、これまでの利食い等、年末の特殊フローが入ってくる可能性があるのであえて積極的にトレードする必要もないかもしれない。
現在の為替相場の戦略やスタンス
気になるのは米国の一部のAI関連株で大きく値を下げている企業、銘柄が出てきたことだ。
特にオラクルは高値から40%以上下落している。これまでAI関連に注がれてきた金額が大きすぎたという懸念もあり、その辺りも注意したい。
日銀の利上げによって円高になるとはあまり思わないが、米国株の急落があると、それは円高材料になるので、そこは危惧している。
▽米ドル/円 日足チャート
(画像=羊飼いのFXブログ)
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




