この記事は2026年1月28日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年1月28日(水)の午前9時半すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週23日(金)のNY連銀のレートチェックの噂以来、米ドル/円の下落が顕著だが、これに加えてドルインデックス自体も大きく値を下げている。
これは、ドルの下落に米ドル/円がようやく追随した形と言えるだろう。昨日27日(火)の為替市場でも、ドルは続落した。主な要因は二つある。
①片山財務相が「日米連携」を強調したこと
片山さつき財務相は、円相場の急騰局面に関し、為替動向への直接的なコメントは控えながらも、米国と緊密に連携して対応すると強調した。これを受け、円相場はさらに上げ幅を拡大し、昨年11月以来の1ドル=152円台をつけた。(出所:ブルームバーグ)
この「米国との連携」を強調する姿勢は、円安に対する強い牽制となっている。
②トランプ大統領のコメント
トランプ米大統領が昨日27日(火)、ドルが過度に下落したとは考えていないと述べたことも影響し、ドルは1日として昨年4月以来の大幅下落を記録。大統領はアイオワ州での記者団の質問に対し、ドルが約4年ぶりの安値水準に下落したことへの懸念について、「いいや、素晴らしいと思う」と発言した。(出所:ブルームバーグ)
この発言を受け、ドルインデックスは約4年ぶりの低水準に落ち込んでいる。
現在の為替相場の戦略やスタンス
ユーロ/米ドルは昨日27日(火)、節目の1.2000ドルを突破し、本日28日(水)午前9時半前後の時点で、1.2020ドルレベルで推移している。
一方、スイスフランに関しては、ユーロ/スイスフランが0.9200フランを大きく割り込み、スイス国立銀行(SNB)の警戒感が高まっている状況。
このため、欧州通貨ペアにおけるドルショート戦略としては、ユーロ/米ドルを選択している。その他通貨の戦略としては、米ドル/円の戻り売り、ユーロ/米ドルの押し目買いで臨みたい。
▽米ドル/円 日足チャート
*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




