この記事は2026年1月28日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=sdecoret/stock.adobe.com)

2026年1月28日(水)の午後13時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週23日(金)は日米協調レートチェックという見たことのない手法を使い米ドル/円は急落。さらに昨日27日(火)のトランプ大統領からの「ドル安を懸念していない」といった容認発言もドル安に拍車をかけている。

衆院選に向けて円安を止めたい高市政権と、ドル安を望むトランプ政権の利害関係が一致した形で米ドル/円は159円台から152円台まで急落した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

明日29日(木)日本時間未明はFOMCが予定されているが、先週23日(金)からマーケットの景色が変わってしまい、メインイベントから外れてしまった。

もっとも今回のFOMCで政策変更はなく、パウエルFRB議長も5月退任なので記者会見で何を言っても反応は限定的だろう。FOMCより、近く決まる次期FRB議長人事に備えたい。

さて、ここからの米ドル/円展望だが、日米協調作戦によって円ショートポジションは一掃され、円高に振れたものの、構造的な円安に変化はなく、大きな方向性やファンダメンタルズに変わりはない。

中期目線ならマーケットが落ち着きを取り戻したタイミングでロングを検討したい。

短期的にも月末リバランスがドル買いに見えるほか、ごく短い期間の急落なのでそれなりの反発があるだろう。ただ、米国がどこまでドル安に本気なのかわからないのでリスクは残る。

なにはともあれボラティリティが戻ってきたことは間違いなく、新安値でも反発でもトレード機会は増えるだろう。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。