この記事は2026年2月3日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=benidama/stock.adobe.com)

2026年2月3日(火)の午後12時半時点に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週トランプ米大統領から「ドルが下落していても全く問題ない」といった発言があったが、これに対しベッセント米財務長官は慌てて火消しに動いた。

こういった発言があると世界的なドル離れが起きてしまい、米国債がどんどん売られて金利は上がり、為替は下落し大変なことになるからだ。

先週元々は、日米のレートチェックが入り米ドル/円は強烈に下落。そこへ上記トランプ発言で拍車が掛かり、それをなんとか止めようとベッセント氏が動いた。そしてじりじりと上がり、高市総理の「ホクホク発言」でもう一段上に持ち上げられたという流れだった。高市氏の発言は不用意だっただろう。

米ドル/円152.10円レベルで底を打ったというイメージだが、この水準から153.00円辺りまではかなりの買いが入ると思うので、この辺りは堅くなりそうだ。

材料として気になっていた米政府閉鎖に関してだが、正式に閉鎖の発表があった。となると日本の選挙結果が一番大きな注目材料となったわけだ。大勝となれば米ドル/円は上方向に向かうだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、先週同様152.50~157.50円。

先週はどちらかというと下サイドを狙いに行く展開を想定していたのだが、今週は上方向で考えている。

元々は、直近高値と安値の61.8%戻しに当たる156.50円付近までの戻しを想定していた。しかし、週末に高市総理の「ホクホク発言」が出てしまったことで円売りとなり、上が156.50円では厳しそうな状況となったため予想上値を157.50円まで引き上げた形。

戦略的には押し目買いで臨みたい。

153円台や154円台後半などで押し目があれば買いで入り、利食いは156円台後半から157円台のイメージ。買いで回していきたい。

▽米ドル/円の日足チャート

260203kobayashiS
(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。