この記事は2026年2月10日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=taa22/stock.adobe.com)

2026年2月10日(火)の午後14時過ぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

先の衆院選は与党・自民党の驚くべき大勝となった。これは歴史的大勝だが、日本人が新しい安全保障環境において本能的に選択した結果なのだと思う。今後、より日本が軍事支出を高め、強国化を思考していくのだろう。

高市氏の経済政策に関しては以前はMMT(現代貨幣理論)的なものではないかとか、日銀の利上げに対して「アホ」といったり、「ホクホク」発言などから円安思考だと捉えられていた。しかしながら最近は現実的にかなり修正されている。

また米国との協調が進むことで日本の財政金融政策はある意味ベッセント米財務長官の管理下におかれたという風に解釈している。

過度な円安、もしくは長期金利上昇が、米国の長期金利上昇に繋がることを避けたいはずであり、日本は財政支出は膨らむが、これ以上の円安は米国のサポートもあり、ないと考えている。

よって円高・株高という状況が実現するかもしれない。選挙後の相場反応からそれがうかがえる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米国のソフトウェア関連株が急落したり、仮想通貨が下落したり、色々な投機的な動きが収束しつつあるようにも見える。

株価全体が大きく下落するかどうかはわからないが、目先はリスクオフ的状況を想定。

よって意外な円高があり得ることも、念頭に置いてマーケットを見ている。レンジとしては152~159円だが、戻り売りスタンスで臨みたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。