この記事は2026年2月25日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Laurel/stock.adobe.com)

2026年2月25日(水)の午前10時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日24日(火)は、高市首相のコメント報道で、米ドル/円は一時156.28円付近まで上昇。

高市首相は元々「積極財政・低金利派」として知られており、過去にも利上げに懐疑的な発言をしてきた。今回、日銀に対して「利上げやめろ」とは言わなかったものの、「慎重姿勢を示した」という印象が広まることで、利上げ期待の後退=円安へ。

一方、日銀の4月の利上げの織り込み度をみると、コメント前は70%レベルまで上がっていたが、コメントを受け50%まで低下。

ただ本日25日(水)日本時間午前11前後時点では落ち着いており、60%程度まで戻っている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円も幾分反落しているかといえば、まだ高止まりの155.75円レベルで推移。

トランプ関税が違憲であるとした報道で、マーケットが対円でもドルショートが増えてきた局面での高市コメント報道だったため、しばらくドルショートの調整に時間がかかるかも知れない。

ただ、米ドル/円が続伸するかといえば、それも難しい。

なぜならベッセントライン(157~158円)に接近しているため。米財務長官ベッセント氏が「レートチェック(円買い介入の予告警告)」を発動したのが157~158円のゾーン。ここが上値抵抗として意識されているからだ。

結局、米ドル/円は当面、153~157円のレンジでの神経質な推移に終始だろうか。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。