この記事は2026年2月25日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Laurel/stock.adobe.com)

2026年2月25日(水)の午後13時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

一部で「高市首相が利上げに難色」と報じられたほか、本日25日(水)、日銀審議委員にリフレ派とみられる浅田統一郎氏が選任されたことで、円安が再燃している。

日銀の利上げ織り込みは4月が約7割から5割へと低下しており、市場コンセンサスが3~4月から6~7月へとずれ込んだ印象だ。

クロス円が総じて力強く上昇するなか、米ドル/円も2週間ぶりとなる156円台を付けた。もっとも、最高裁判決を受けた米関税の還付訴訟や、緊迫する中東情勢などを背景に神経質な展開は続いており、円相場に明確なトレンドが発生しているわけではない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

昨日24日(火)の「利上げに難色」報道や本日25日(水)日銀審議委員の人事を背景に観測主導で円売りが台頭している。

さらに強含んだ1月米雇用統計はじめFed高官らの発言がタカ派傾斜していることも背景に、目先の米ドル/円は底堅い展開が想定される。

一方で156円から上は日米協調の為替介入に警戒をしなければならず、ロングキープもリスクが高い。よって戦略としては短期回転売買を心掛けたい。

▽米ドル/円 日足チャート

260225iguchiS
(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。