この記事は2026年2月26日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=yoshitaka/stock.adobe.com)

2026年2月26日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日25日(水)は、高市政権が次期日銀審議委員として浅田氏と佐藤氏を充てる案を国会に提示したことを受け、一時156.83円前後までドル高・円安が進行した。

両氏はいずれも財政出動と金融緩和に前向きな「リフレ派」と見られることから、人事案を受けて日銀の利上げ期待が後退した。なお、高市カラーを前面に打ち出した日銀人事は株式市場への影響も大きく、日経平均株価は本日26日(木)、史上初の5万9千円台へと続伸している。

昨日25日(水)夜の先物取引に比べると日本株の上昇が鈍いことから円売りは一服しているものの、株買い・円売りの「高市トレード」が反転する可能性は低いだろう。

米ドル/円の下値余地は小さく、日足一目均衡表の基準線が通る155.60円台は下値支持として機能すると見ている。

タカ派発言が想定される高田日銀審議委員の発言には念のため注意しておきたい。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の上値については、昨日25日(水)の終値で阻まれた一目均衡表の雲下限(本日は156.53円前後)を超えられるかが焦点となりそうだ。

トランプ米大統領の貿易政策をめぐる不透明感などからドルの上値も重いだけに、海外時間を中心にドルの動きにも注目したい。

NY市場で発表される米新規失業保険申請件数があらためて労働市場の安定を示すかがカギとなりそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。