この記事は2026年3月30日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Desmon/stock.adobe.com)

2026年3月30日(月)の8時時点に現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が下落となり、ドルは全面高の展開で引けた。円は下落のほぼ中位(-0.67%)に位置する。

原油価格を筆頭とする資源価格の高止まりからインフレ懸念が再燃、OECDが2026年のG20各国のインフレ見通しを+4.0%へと上方修正している。

各国中銀の金融政策がタカ派に転じ、米国では追加利下げの可能性がついに消滅した。年内の利上げを織り込み始め、ドルの買い戻しが進む。

米ドル/円は160円の大台を突破、先週は2024年7月以来の高値160.41円まで上値を伸ばしている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

外国為替証拠金取引会社の提供する米ドル/円の売買比率を参照すると、足元で大きくドル売りに傾いている。1月の日米のレートチェックに加え、2024年の政府・日銀の円買い介入の水準を超えてきたからだろう。ただ、それは介入期待からであり、実際の為替市場の動きは秩序だっており、当局のけん制トーンは低い。

米ドル/円の2024年の高値161.95円まで2円を切り、今週は162円台乗せの可能性を排除しない。 今週は期末・四半期末・月末をむかえ、特殊な資金フローに注意したい。米ドル/円は押し目買い継続だろう。

今週は米ドル/円で158.00~163.00円、ユーロ/米ドルで1.1300~1.1600ドル、ユーロ/円で184.00~187.00円と見ている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。