この記事は2026年3月31日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=PURPLE VISION STUDIO/stock.adobe.com)

2026年3月31日(火)の午後12時半時点に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日30日(月)の米ドル/円は160.41円付近まで上昇。牽制発言は出てはきたが、それでも大きくは下がらなかった。ということはやはり、実弾介入がどこで入るか、だけなのだろう。

米ドル/円は緩やかなピッチで上がってきた場合、前回の高値である161.95円を超えないと、もしかすると介入できないのかもしれないという気がしている。そういった意味では現在のレベルでは、あまり介入の怖さは感じていない。

何より、イラン戦争も終結に向かわず、トランプ米大統領の発言内容が正しいかどうかも疑問だ。 イランにしても和平を進めると言いつつ、兵隊を送り込んできている。またイラン軍の上層部の多くが殺されており、現在、革命防衛隊の上層部が若手になっているようだ。

以前は穏健派が多かったが、若手の多くは強硬派のようだ。さらに彼ら若手は宗教的にも「自爆もいとわない」といった考えのため、米国はイラン全体を敵に回して5万人規模の兵力で戦争を継続できるのか疑問だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは、158.00~162.45円。戦略的にはドル買い方向で変更無し。

イラン戦争においてトランプ米大統領はいい方向に向かっていない気がする。そのため、早期解決が厳しいことを考えると、原油高騰も止まらないだろうし、有事のドル買いも続くだろう。

ということで、介入は気をつけながら、158円台前半があればできれば買いたいと考えている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。