| 日経平均 | 53,739.68円 △2,675.96円 |
| 為替 | 1ドル=158.42円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 27億3,640万株 |
| 売買代金 | 7兆3580億71百万円 |
| 値上り銘柄数 | 1,536銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 27銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 96.91% |
市況概況
イラン戦争の終結期待で大幅高
米国株が利上げ懸念が薄れたとして大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大幅高となったことや月初の買いが入り本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きから買い気配を切り上げて始まる銘柄も多く、月初の買いと見られるインデックス買い、先物売り現物買いの持高調整の買いなども見られて大暴騰となった。寄り付きの買いが一巡となった後も大きくした押すこともなく値持ちの良さから買い戻しも入るという状況で高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も値持ちのいい展開が続き、後場も買いが続いた。ただ、さすがに53,500円を意識すると上値も重くなったが、下がることがなく値持ちの良さからさらに買い戻しなどが入り、じり高となった。引けを意識する時間帯でも手仕舞い売りをこなして値持ちのいい展開が続き、最後は買い戻しを急ぐ動きで高値引けとなった。
小型銘柄も買い戻しや買い直しの動きがみられて総じて高く、グロース250指数やグロース株指数は大暴騰となった。先物もまとまった売り買いが散発的に見られたが売りよりは買いに反応して指数を押し上げるような動きとなった。
月初の買いなども見られて大きな上昇となった。イラン戦争が終結することが好感されたとしているが、特に原油価格が下落するということでもなく、スタグフレーション懸念が薄れたわけでもない。結局、何も変わらないということだが、実際にイラン戦争が終結しても原油が高止まり、あるいは値上げしたものが再度値下げするようでないと依然としてスタグフレーション懸念は拭い切れないということで再度売り直されるのではないかと思う。イラン戦争がどうしたということよりはスタグフレーションが株価下落の要因なのだから、スタグフレーションに陥らないということが示されるまでは調整が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
一気に75日移動平均線や雲の下限(先行スパン2)の水準まで戻したがここで上値を押さえられるかどうかということになる。改めて上値が重いと確認されれば再度下値を試すことになるだろう。逆にここで75日移動平均線や雲の下限を抜けても25日移動平均線や基準線に上値を押さえられることになると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!




