日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 59,518.34円 △1,384.10円
為替 1ドル=158.88円
売買高(東証プライム、以下同) 25億5,009万株
売買代金 8兆6660億72百万円
値上り銘柄数 902銘柄
値下り銘柄数 609銘柄
騰落レシオ(25日) 103.75%

市況概況

日経平均は史上最高値更新!!

米国ナスダック指数やS&P指数が大幅高で史上最高値を更新し、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから本日の日本市場も買い先行となった。

イラン戦争終結期待はあったが、原油価格も債券利回りも高止まりしているなかで買い戻しが主体で指数を押し上げ大幅高となった。寄り付きの買いが一巡となった後も値持ちのいい展開が続き、指数に影響の大きな銘柄が踏み上げ相場で値を上げ、史上最高値を更新して前場の取引を終えた。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も値持ちのいい始まりとなった。いったん上げ幅縮小となる場面もあったが割高感や目先的な過熱感が強いことから逆に空売りが積み上がり、少し下がれば買い戻しが入るという状況で値持ちのいい展開が続いた。

値持ちの良さから引き続き少し下がれば買いが入り、少し上がれば空売りが積み上がるという状況だった。引けを意識する時間帯でも特にこうした動きに変化は見られず、史上最高値圏での保ち合いが続き、最後は買い戻しを急ぐ動きで史上最高値を更新して高値を付けた。最後の最後は手仕舞い売りもあり上げ幅縮小となったが、引け値ベースでも史上最高値更新となった。

小型銘柄も買い戻しや買い直しがみられ、買えるものを買うということで総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、特に少し下がればすかさず買いが入るということで指数を大きく押し上げる要因となった。

特に買い上がるような材料があったということでもなく、中国の景気動向やイラン戦争の影響での景況感の悪化などが嫌気されるなかで日経平均は史上最高値更新となった。買い戻しが主体、踏み上げ相場で指数が押し上げられたということであり、動きが止まれば一気に調整となる場面もあると思う。イラン戦争の影響で利上げ懸念が薄れたということなのだろうが、利上げができないほど景気が悪い、ということになれば買われすぎ銘柄を中心に割高感が強まり、修正安となると思う。

テクニカル分析

日経平均

一気に上昇したことで移動平均線からの乖離も大きくなり、買い戻し一巡となったものから売られて日経平均自体も上値が重くなりそうだ。すくなくともいったんは25日移動平均線や基準線まで一気に下落する場面もあると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!