| 日経平均 | 57,877.39円 △1,374.62円 |
| 為替 | 1ドル=159.23円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 23億6,665万株 |
| 売買代金 | 8兆4392億40百万円 |
| 値上り銘柄数 | 900銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 638銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 109.22% |
市況概況
AI関連銘柄が主導して大暴騰
米国株が高く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇していたこと、さらに米国市場で半導体株などが買われていたこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。
特に買い材料があったということでもないのだが、買い戻しを急ぐ動きなども見られて買い気配を切り上げて始まる銘柄も見られ、日経平均は節目と見られる57,500円をあっさりと抜けて58,000円を意識する水準まで買われた。さすがに58,000円まで届かないとなると上げ幅縮小となる場面もあったが、すぐに買い戻しが入るというような典型的な指数に影響の大きな銘柄の踏み上げ相場で値持ちのいい展開となった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入っても買い戻しが続いて上値を試す動きとなり、58,000円までは届かないのだが、売り急ぐこともなく値持ちのいい展開が続いた。買われすぎ感が強い銘柄が買われすぎということで空売りが積み上がって踏み上げ相場となり、日経平均を押し上げている状況だった。原油価格が高止まり、金利も高止まりとなっているなかで最後まで買い戻しが続いて値持ちがよく、58,000円には最後まで届かなかったが高値圏での引けとなった。
小型銘柄も値動きの軽さに飛び乗る動きや、Sierの見直し買いなども見られて総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった買いを主体に指数を押し上げる場面もあったが、大きく方向感が出ることもなく、58,000円を超えると売られるというような場面も多かった。
依然としてイラン戦争の終結が見えず、原油価格が高止まり、国債利回りも下がったとはいってもまだまだ高い水準なのだが、買い戻しを急ぐ動きとなった。目先の需給要因だけで動いていると思われ、ここから決算発表が本格化するなかでイラン戦争の影響などが取りざたされれば売り直される場面もあるだろう。さらに利上げ懸念が強まる、スタグフレーション懸念が強まるようなことがあれば、一気に梯子を外されたような急落もあると思う。
テクニカル分析
日経平均
さらに上値を試す動きとなったが、さすがに移動平均線からの乖離も大きくなっており、いったん上値が重いとなると一気に売られる場面もあるのではないかと思う。25日移動平均線や基準線までの調整は見られるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!


