この記事は2026年4月22日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年4月22日(水)の午前11時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
トランプ米大統領が次期FRB議長に指名したケビン・ウォーシュ元理事は、承認された場合、FRBのトップとして「独立した立場で行動する」と上院銀行委員会の指名公聴会でコメント。
議員から、大統領の「操り人形」になるのかと問われると、(当たり前だが)「断じてない」と答えている。
加えて金利決定についてトランプ氏から約束を求められたことは一度もないと発言。
コロナ禍でインフレ高進を許した責任はFRBにあるとし、インフレ対応でFRBには新たな枠組みが必要との認識も示している。かなりタカ派な内容に終始。
今月28日(火)の日銀の利上げの織り込み度はゼロになっており、じわじわと円安になっていたこともあり、米ドル/円は一時159.61円まで値を上げている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
トランプ米大統領はイランとの停戦を延長すると表明。パキスタンで予定していた米国とイランの外交協議は取りやめ。バンス副大統領がパキスタン訪問を取りやめたと報じられると、北海ブレント原油は先週13日(月)以来初めて1バレル=100ドルを上回った。米国株は反落。
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事はフィナンシャル・タイムズの取材に対し「インフレは沈静化に向けて非常に良い軌道にあったが、いまはやや逆行している」と語り、「米国では短期の期待インフレ率が上昇している」と指摘。ゲオルギエバ氏はさらに、今回の紛争による影響について「仮に明日戦争が終わったとしても、(インフレは)一夜にして消えることはない」との見方を示している。
多くの参加者が懸念したことを、彼女が代弁しただけともいえる。
日銀の利上げが6月以降となり、インフレの影響で利下げが遠のく米国という環境下では円安に進みやすい。
ただ、なかなか戦争終結への目処が立たず、ユーロ/米ドルが伸び悩んでいるので、ユーロ/円は高値を買わずに辛抱強く押し目待ち。
米ドル/円は仮に160.00円を超えてくると、介入の公算が高まるため、短期ではドル売りで臨みたい。
▽米ドル/円 日足チャート
*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




