この記事は2026年5月13日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=bephoto/stock.adobe.com)

2026年5月13日(水)の午後14時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は158~160円が当局防衛ラインとして意識されるなか、神経質な展開が続く。

もっとも、ファンダメンタルズは引き続き円売りを支持しており、大型連休中に実施されたと思われる一連の為替介入効果を疑問視する向きも散見される。

実際、足元の円相場は直近急騰分をほぼ吐き出しており、さらなる介入警戒は残るものの、下値不安が継続している。

他方、直近の雇用統計・CPI・原油高騰など背景に年内の米利下げ織り込みが消失するなか、米ドル相場には一定の底堅さが生じている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ファンダメンタルズに特段の転機が訪れなければ円売り基調は継続すると思われるが、直近ベッセント米財務長官が本邦当局の為替介入に「理解」を示したとされており、実弾介入やレートチェックによる局所的な急騰リスクは引き続きケアせざるを得ない。

もっとも、足元は中東情勢長期化およびファンダメンタルズの底堅さを背景に、実需・長期のフローが米ドルを支える展開も示唆されつつある。

米ドル/円は、相場急変リスクを常に念頭に置きながら、慎重に押し目を拾っていく方針が無難だろう

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。