この記事は2026年5月27日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Jo/stock.adobe.com)

2026年5月27日(水)の午前10時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

イランと米国の和平交渉が進んでいるといわれているが、実際には攻撃の応酬が続いているようだ。ルビオ国務長官も、まとまるまでに時間がかかるとコメント。

局地的な軍事攻撃が継続中のため、マーケットはリスクオフというのが一般的だが、株価は上昇を続けている。日経平均はついに一時6万6000円台に突入した。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は膠着状態。GWを挟んで政府日銀が約10兆円の介入を実施して3週間が経とうとしている。

何度も155円ミドルでドル買い注文を出して買い戻しているので、よく覚えているが155円ミドルを3度試したのが5月6日。その後は156円も割れなくなり、本日27日(水)は159円台前半で推移。 マーケットが膠着しているのであれば、スワップコストがプラスになる通貨をロングにして時間を稼ぐしかない。

G10通貨の中で誘導目標金利が最も高いのが豪ドル(4.35%)で、最低はスイスフラン(0.00%)となる。

マーケットは株価の上昇に合わせて、豪ドル/円のロングを構築しているようだ。

米ドル/円は、160円まであと70pips程度なので、いつ介入が入るかわからないためストップロスはタイトにおいておく必要があるが、日経平均の上昇には豪ドル/円のロングが一番ワークするだろうか。

戦略としては、短期ではタイトストップで豪ドル/円のロング、そして160円を意識しながら米ドル/円の戻り売りは継続で臨みたい。

▽豪ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。