| 日経平均 | 66,329.50円 △1,636.38円 |
| 為替 | 1ドル=159.31円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 48億3,567万株 |
| 売買代金 | 16兆3127億87百万円 |
| 値上り銘柄数 | 938銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 586銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 89.29% |
市況概況
イラン戦争終結期待で大幅高
米国市場でイラン戦争の終結期待が高まり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇していたことから本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きから買い気配を切り上げて始まりものも見られたがまだ疑心暗鬼ということで買い戻し一巡後は上値も限られた。日経平均が66,000円に乗せると売られるという状況で買われすぎ感が強い銘柄などが手仕舞い売りに押されて指数の上値を押さえていた。ただ、値上がり銘柄数も多く昨日同様に電子部品株が指数を押し上げて値持ちのいい展開ではあった。
昼の時間帯には原油先物価格が下落して日経平均先物が買われ、後場は66,000円を上回って始まり、値持ちの良さから買い戻しを急ぐ動きなどもあって上値を試す展開となった。さすがに節目と考えられる66,500円を意識するところでは上値も重くなったが、前場同様に値持ちは良く、上値が重いからといって売り急ぐこともなかった。最後は持高調整の売りなども見られて上げ幅縮小となったが、大きく上昇して66,000円台で引けた。
小型銘柄は宇宙関連銘柄など指数に影響の大きな銘柄が売られたが、堅調なものも多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だったが、最後まで値持ちのいいものも見られた。先物はまとまった買い戻しが散発的に見られて指数を押し上げる場面もあった。方向感はないのだが、売り難さがあり、少し下がると買い戻しが入る状況だった。
イラン戦争の終結期待というよりは原油先物価格が月末の持高調整や週末のヘッジということで売られ、株式市場では好感することになったと思う。月初の買いなども期待されることや週末のニュースに対する警戒で買い戻しが急がれたのだろう。買われすぎ銘柄に関しては逆に週末のヘッジ的な意味合いもあって手仕舞い売りを急ぐような動きもあり、まだまだ落ち着きのない右往左往する相場が続くのだと思う。基本的には上がれば売られ、下がれば買われる状況なのだろうが振れ幅が大きくなっているということだろう。
テクニカル分析
日経平均
再度急騰して移動平均線からの乖離がさらに広がった。目先的な過熱感は否めず、上値の重さがみられると一気に売られる場面もあるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!



