この記事は2026年6月3日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=doubledecker/stock.adobe.com)

2026年6月3日(水)の午後12時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

為替介入から1カ月、米ドル/円は結局160円まで戻っている。

世界的なインフレ懸念の高まりから、主要国で利上げ機運が高まりだしており、相対的に円を買う理由が乏しいためだ。

イラン情勢も先が見通せない状況にあり、長期化すればするほど、円を売る理由が増えてくるかもしれない。

日銀の利上げについては、再来週の決定会合での利上げ確率が8割ほどあるが、決定会合前の観測報道ではそれなりに動きが出てくるだろう

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル円は160円を超えると、円安のスピードは速いかもしれない。

為替介入を期待した円買いポジションが個人投資家などを中心に過去最大級まで膨らんでおり、160円超えの節目水準ではストップが入りやすい。

今週は本日3日(水)夜の米ADP雇用統計や5日(金)の米雇用統計など、160円を明確に突破するトリガーになりうる経済指標も予定されている。160円突破後は速い動きを想定しておきたい。

ただ、三村財務官が4月為替介入直前に使った「最後の退避勧告」という表現は、あれからまだ使われていない。

口先介入としておそらく最高レベルのこの表現が使われる場合は、介入直前とイメージする市場参加者も多いかもしれない。

介入警戒が高い状況のため、短期のトレードに徹する必要はまだありそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。