この記事は2026年6月4日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Rafi Creative Works/stock.adobe.com)

2026年6月4日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日3日(水)は高市首相が為替相場に言及して円安をけん制したとの見方や、植田日銀総裁が今月の利上げに前向きな見方を示したとの観測から円高に振れる場面もあったが一時的だった。

米ドル/円は159円台前半まで60銭ほど下落したのちドル高主導で反発。イラン情勢をめぐる不透明感や、米経済指標の好結果を背景にNY市場終盤には160.09円前後まで上昇して約1カ月ぶりの高値を付けた。これにより、4月30日以降のドル売り・円買い介入の効果が完全に消滅したことになる。自国通貨買い介入が時間稼ぎに過ぎないことをあらためて証明した格好だ。

そうした中、仮にこのタイミングで追加介入を行っても前回以上の効果は期待できないだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は、本日4日(木)も円買い介入への警戒感を滲ませつつ、当局の姿勢を試すかのように緩やかに続伸すると予想。

4月30日に付けた160.73円前後を意識した展開になる可能性もある。一方で、反落しても昨日3日(水)安値の159.37円付近が強いサポートになるだろう。

なお、明日5日(金)の米5月雇用統計を前に本日4日(木)のNY市場では、前週分の新規失業保険申請件数や5月チャレンジャー人員削減数が発表される。

ドルの強さを確認する上で、これらの米労働関連統計にも注目したい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。